近所知られずに売却活動が可能
任意売却についてもメリットもあればデメリットもあります。
そんな中でもっとも大きなメリットの一つと言えるのが、
同じ町に住み続けることができる、いわゆるご近所の方に知られずに解決ができるということではないでしょうか。
競売にかけることになるとなんとなく
そのまま同じ町に住みづらい気がするという意見をよく耳にします。
ご主人もそう思ってはいるでしょうが、相談の中心になるのは奥様の方が多く、
特にまだお子様が小さく学校に通っているなどの場合が多いです。
できればあまり周囲の人に知られたくないと思うのは当たり前の感情だと言えるでしょう。
任意売却は一般市場での販売となりますから、通常の不動産売却とほぼ同じです。
売却相手が見つかるまでの間、自分たちが他者に詳細を
打ち明けなければ売却の理由が住宅ローンが支払えないためだとはわかりません。
一応、実際の購入希望者は契約の前にその物件が任意売却物件であることは知ることができますが、それ以外の人にはわかりません。
しかし、一方の競売いうことになるとと不動産競売物件情報サイト(http://bit.sikkou.jp/)に
その不動産の詳細情報とともに室内の画像までが掲載されてしまいます。
また、競売代行をおこなっている業者がパンフレットを作成して、近隣世帯にポスティングをおこない、
代行希望者を探すということも珍しくはありません。
このようなことになると住宅ローンが支払えなくなったこと、
それが原因で競売にかかっていることが広く知れ渡ることになってしまうのです。